厚みが40㎜、ブラックウォールナット材のぬくもりが感じられる、ダイニングテーブルをご紹介いたします。
なんとこのテーブル、奥行き90㎝の天板を、幅広の板のみで剥ぎ合わせるという贅沢仕様!
幅の広い板で剥ぎ合わせたテーブルは、なんとも贅沢、重厚感もあってとてもかっこいいのです。
天板の両サイドは、板の形をそのままいかしたような、耳付きのデザインです。
天板には大きな節もあれば小さな節も。このテーブルは、節の部分もそのまま使用してます。
節は木が生きてきたあかしであり、木の個性、チャームポイント(^^)そんな木のチャームポイントを生かさないなんてもったいない!
木は、木目や節、色などがひとつひとつ異なります。そのため出来上がった家具の表情も様々です。まさに世界にひとつ、自分だけのテーブルとなるのです。
ちなみにブラックウォールナット材は、経年変化でいろいろな表情を楽しむことができるのも魅力のひとつ。
使い始めは色濃く深みのあるちおちついた感じですが、使うほど、赤み増していき、とても優しい風合いに変わっていくのです。
ウォールナットだけじゃない!オーク材のアクセントもお楽しみください!
このテーブルの脚は、一部レッドオーク材を使用しています。
丁度横から見たときのポイントとなる抜きの部分、そのヌキをオーク材でおつくりしています。
オーク材といえば明るくナチュラルな色調でおなじみですが、経年変化で徐々に色が濃くなっていきます。
はじめはコントラストがはっきりとしているのですが、長年お使いいただくと、どんどん色が近づいていくのです。
ウォールナットは明るく、オークは濃く・・・。2種類の木の変化を同時楽しむことができるのはこのテーブルならではの魅力です。
自然のまんまを大切に、柿渋塗料で仕上げています。
このテーブルの塗装は「柿渋ぬり」。
古来より重宝されてきた天然塗料、環境にも人にも優しく安心&安全な柿渋塗料を塗って仕上げています。
柿渋塗料には、実に様々な効果が期待でき、自然塗料なので体にも優しく安心です。
もちろん自然塗装なので、メンテナンスフリーというわけにはいきません。
シミや汚れもつきますし、乾燥した冬や春先には天板にヒビが入ってしまうなんでこともございます。
お手入れなんて自分にできるのか!?と二の足を踏んでしまうかもしれません。
でも大丈夫。日々自分の肌や体をいたわるように、ほんのすこし、このテーブルにも手をかけてほしいのです。
乾燥したら、油分をあたえ、傷がついたりシミがついたら研磨してお手入れして・・・。
手をかけたテーブルなら愛情もひとしおです。長く愛着をもってお使いいただけると思います。
※サイズオーダーも可能ですので、ご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。
【塗装について】
このテーブルはコーティング等はせず、セルフメンテが必要な、自然塗装で仕上げています。
自然塗装のテーブルは、ウレタン塗装等に比べるとコーティング力は弱く、小さなお子さんがいるご家庭は、すぐこぼしたり、汚したり、傷つけたりしてしまうから・・・と敬遠されることも少なくありません。
確かにそうです。忙しい中セルフメンテしなければいけないストレスは計り知れません。
でもこんな風に考えてみてはいかがでしょう。
「もしなにかあっても、修復可能」。
頑固おやじの中にも小さいお子さんと暮らしているスタッフもおりますが、セルフメンテが必要な自然塗装のテーブルを使用しているスタッフが多いのは「何かあっても修復可能なのはむしろ自然塗装」と理解しているからだと思います。
どのスタッフも、「生活していく中で傷やシミはつきものです。でも、傷がついてもシミがついても、あとで直せばいいから、今は気にせず使ってます。」とあっけらかんとしています。
皆さんも自然塗装の良さを味わって頂き、経年変化を楽しみながら、長く愛着をもってお使いいただけると幸いです。頑固おやじでお求めいただいたテーブルが、いつしか皆さんの宝物のような存在になることを願っています。
【柿渋塗りの家具のお手入れに関して、必ずお読みください。】
普段のお手入れは、オイル仕上げの家具等と同様、乾いた布での乾拭きがおすすめです。
塗れた布でふく場合は、必ず布を絞っていただき、またふいた後表面に水分が残らないよう、乾いた布などで乾拭きしてください。
自然塗料ですので濡れた布等ふくと表面の塗膜&保護は時間とともに薄くなっていきます。
艶がなくなったり、表面がパサパサしてきたら、蜜蝋ワックス等と塗布して保護してください。
蜜蝋ワックスを塗布する目安は、毎日触れるテーブル等は1~3か月に1回程度、それ以外の場合は3か月から1年程度が目安です。
手をかけて頂く事でより長く良い状態を保ちながらご愛用頂けます。
また、柿渋塗料は鉄と反応して黒くなることがございます。鉄製品のもの等は天板に直接おかず、敷物を強いてお使いいただくなどご注意ください。