希少な国産の山桜でおつくりしたまあるいテーブルをご紹介いたします。
春、ふもとから見上げる山々をピンクに染める山桜。
私たちの暮らしの中に、もっとも深く溶け込んで、たくさんの方に愛される存在である桜の木。
そんな桜の木を使ったテーブルは、本当に素敵です。
つくっているのは、静岡の木工職人石川さん。この桜の木の丸テーブルは、石川さんのおおらかで明るいお人柄そのもののようなのです(^^)
さて、そんな桜の木の丸テーブルですが、その魅力、一言では語りつくせません。
まずはお色から。
ほんの少し赤味のある、優しく落ち着いた色をしています。
ナチュラルな色なのですが、ならや栗のような色とも違う、赤味がありつつ、ブラックチェリーとも違う・・・。
山桜ならではのとても落ち着いた素敵なお色をしています。
そして木目。
優しくそして細やかで、風格すら感じられる魅力的な木目をしています。
ずーっと見ていても飽きない、山桜でしか表現できないような、とても素敵な木目だと思います。
そんな素敵な山桜、材としては重く硬く、やさしさの中に力強さを兼ね備えた素材です。
なるほど、家具に向いているというわけですね。
触れるとちょっとひんやりするように感じますが、ずーっと触れていると不思議と温かみが感じられます。
そしてなにより手触りがさらさら、すべすべ。ものすごく気持ち良いのです。
香りは特にありませんが、これはも気分が高まってきてるからなのか、鼻先を近づけると、桜の花の香りがするような気がします。
(あくまでも個人の乾燥です・・。)
桜の木でつくった四角いテーブルは以前、「こちらのページ」でご紹介しましたが、今回は丸。
同じ桜の木でも丸テーブルの便利なところは、角がないところ。どの角度からも座ることができるので、なんだか使う人通しが仲良くなれるような気がします。
でも一つ難点があり、角がないので、座りやすいと思われがちですが、脚の形によっては
椅子がしまえず、人数があまり座れない等の欠点も。
でもこのテーブルは欠点克服!
脚の形に注目してください!
4本の脚を真ん中に集約させて支えるデザインなので
安定感もありつつ、椅子と干渉する面積も少なく、座るときにも邪魔になりません。
そして、ぜひお見せしたのが天板の裏側。
職人石川さんならではの、手技のひかる、昔ながらの吸いつき蟻桟。
ネジなどを使用せず、天板裏に溝をつくって、板を差し込む昔ながらの方法です。
脚ももちろん桜の木。
このテーブルの全部が国産広葉樹山桜でできている、なんとも贅沢なテーブルです。
日々の暮らしに、この桜のテーブルを・・。
お気に入りの家具を過ごす日常が、皆さんにとってお今よりもっと、満たされたものでありますように!
【サイズや素材の変更に関して】
サイズや素材を変更しておつくりすることも可能です。
山桜も好きだけと、クルミの木でつくりたい!
やっぱりならや栗が好き・・・など、お好みにあわせて素材を変更しておつくり知ることも可能です。
事前に下記までお問合せください。
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【お手入れについて】
このテーブルは、表面に塗膜をつくらない、「オイル仕上げ」です。
木は家具になっても呼吸をしています。ですのでその呼吸を妨げないように、塗膜をつくらない「オイル仕上げ」にしています。気に優しく、また経年変化を楽しみながらお使いいただくことのできる塗装です。
メンテナンスが比較的やりやすく、傷や汚れはお直ししてきれいにすることも可能です。
ただ、濡れたものをそのまま置きっぱなしにしてしまうと、シミがついてしまいます。ですので日々の暮らしの中でほんの少し、いたわってあげてください。例えば氷の入ったグラス等を置くときは、できるだけコースターを敷いてお使いいただけると嬉しいです。