家具職人のこだわりがつまった、日々の暮らしに溶け込む「失敗しない燻製機セット(胡桃)」をご紹介いたします。
キャンプ飯で人気の高い「燻製」。
自宅でも簡単にできるといいのに・・と思いつつ、どんなものを使えばいいのか、煙はどれくらいでるのか等、なかなかハードルが高く、一歩が踏み出せないのもの。そんな悩める皆さんに、おすすめしたいのが、家具職人のこだわりがつまった、このとても素敵な燻製器セット。燻製初心者さんも、失敗せずに、手軽においしくできる、優れものなのです!
製作したのは、家具&木工の産地静岡で、銘木を用いた世界にひとつの味わい深い家具をつくり続けている「手造り家具 金鱗」の石川さん。
実は無垢材の家具を製作する際、材料の35%は木くずになってしまいます。これまでは農業の堆肥等に再利用されてきましたが、農家の高齢化等にともない廃棄される量が年々増えていきました。変わりゆく時代にあわせて有効活用する手段はないものかと試行錯誤の末、生まれたのがこの燻製器だったのです。
まずはセットの中身をご紹介いたします。
ステンレス製のちょっと深めの「燻製用のポット」に、チップをのせる「チップトレー」、食材をのせる「燻製ステージ」に無垢材の「木製フタ」のセットです。そして、お試し用の燻製チップが付属。冷蔵庫に食材さえあれば、すぐに燻製をつくることができるので、初心者さんも安心のセット内容です。
コンパクトなサイズ感とシンプルなデザインは、置き場所に困ることもなく、お鍋間隔でキッチンにすっきりおさまりそうですね。
家具職人のこだわりが生んだ、おいしい燻製ができる秘密
「その1,煙を調整する呼吸する無垢材のフタ」
この燻製器の中で最も目につくのは、つるりととても美しい桜の無垢材のフタ。手に取ってみると、触り心地はすべすべとしていて、、かすかに木の良い香りがしました。
またしっかりと厚みがあり、その重みで本体とのすきまをちょうど良く押さえ、煙をほぼ出さないように調整してくれるのです。
家具職人のこだわりが生み出した、おいしい燻製ができる秘密
「その2,煙の流れを止めない程よい高さの燻製ステージ」
せっかくつくった燻製も、煙臭くてあまりおいしくできなかった・・という方も、安心してください!
付属の燻製ステージは程よい高さがあり、チップと食材の距離を確保。煙の対流を促進することで煙ごもりをなくし、失敗を減らします。
家具職人のこだわりが生み出した、おいしく燻製ができる秘密
「その3、無垢家具の銘木を余すことなく使用した、特性の燻製チップ」
燻製器ひと箱に、お試し用の燻製チップが同梱されています。
この燻製チップにこそ、家具職人ならではの、こだわりが凝縮されているのです。その秘密をご紹介いたします。
初めにもお話ししましたが、家具に使われる木材うち、35%は木屑となり、一部は堆肥等として活用されますが、その大部分は廃棄されてします。そこで材料を余すことなく使い切るために、廃棄される材料の中から樹種を選別し、特性の燻製チップを作るに至ったのです。そしてこのチップがものすごい能力の持ち主。燻製をおいしくするための魔法のエッセンスがたっぷりで、誰でも失敗なくおいしい燻製をつくることができるのです。
普通、燻製用のチップは丸太原木等からつくられており、下の写真のように不揃いの小さな四角い形をしています。
しかし職人こだわりのチップはまず形が違います!
機械カンナによって、カールした形状となっており、空気を含みやすく、10~15分ほどの短時間でしっかり食材に風味を効かせることができるのです。日々の暮らしの中で気軽にしかも簡単に燻製が楽しめます。
また、家具に使用している木材=木の皮等は取りのぞいており、適正な水分量に調整された優等生でもあるのです。銘木から作られた優等生のカールチップ。このチップを使用することで、食材が煙臭くなりすぎたり、また。余計な水分が付着したり・・等の失敗を回避して、おいしく楽しく、燻製づくりを日々の暮らしに取り入れることができるのです。
家具職人のこだわりが生み出した、楽しく燻製ができる秘密
「その1、金属加工の名産地、燕三条の町工場がつくり上げた至極の本体」
この燻製器に触れた時、その質の良さを肌で感じて頂けると思います。厚みのあるステンレス、きめ細やかな仕上がり。日本でも有数の金属加工の名産地、そう、新潟県燕三条の町工場に依頼し、つくり上げたこだわりの逸品です。家具の産地静岡との伝統産業のコラボレーション。
その言葉を聞いただけで、とてもワクワクしてきます。
「その2、テフロン加工でお手入れ楽々のチップトレー」
燻製を楽しんだ後の、後片付け、ちょっと憂鬱ですよね。
汚れやすいチップトレーはフライパン等に使用するテフロン加工済みなのでヤニをさらっと流せます。お手入れも時短で簡単。後片付けが楽だと、使用頻度も増えますよね。
「その3、持ちやすい、掛けやすい、機能性抜群のハンドル」
燻製器の周囲にぐるり、円形にデザインされたパイプハンドル。
収納時にも邪魔にならないようにミニマルにデザインされています。
また、どこからでも持ちやすく安定して重さを支えられるのもうれしいですね。また、フキンやトングを掛けることにも適した形で、とても便利なツールの役割も。
機能性を追求しつつも、インテリアとしても美しさも兼ね備えて、ついつい自慢したくなるカタチです。
さあ、燻製を作ってみましょう。
①チップトレーを燻製器本体のそこにおき、チップをふたつまみ(大さじ2杯ほど)入れます。
②ステージを燻製器のチップトレーの上に置き、その上に食材をのせます。(食材をのせる前に、食材の水気をよく切り、水分を吹き上げておくと、おいしく仕上がります。)
③フタをして10~15分ほど火にかけ(中火)食材全体に飴色、きつね色がつけば完成です。
※ご自宅のコンロ、IH、カセットコンロ等で気軽に燻製をつくることができます。
※対応調理器具は下記をご参照ください。
実はスタッフ全員燻製初心者だった頑固おやじ・・・。おいしくできるかドキドキワクワクしながら作ってみました。
初めて作った燻製は、香ばしく、そして食材のうまみが凝縮されていて、本当においしかったです。ぜひ皆さんも、この燻製器で手軽さとおいしさを実感してみて下さい!
自宅で、アウトドアで、様々な時間を楽しむためのアイテムとしてぜひお手元に置いてみてはいかがでしょうか?
”陽が落ちる頃に。暮らしはもう一度はじまる。”
そんな暮らしを家具と道具で豊かにするブランド、「higure」。木工&家具の産地静岡から、新しい暮らしへのの提案がこめられた家具や道具たちの新しいブランドがスタートしました。
もの選びそのものが、「ものを買う」から「価値を買う」へと意識も変化してきています。「higure」シリーズは、豊かさや価値観が移り行く現代に生きる私たちへのささやかなご褒美かもしれません。
どうぞ、日々の暮らしに「higure」をプラスしてみませんか?
一緒に職人の手づくり燻製チップはいかがですか?おいしさの違いをぜひ実感してください。
【ご使用の注意】
・空焚きをしないでください。
・使用後は中性洗剤で良く洗い、水分をふき取って乾燥させてください。
・縁まで水等を満たした状態で使用しないでください。
・取っ手が厚くなる場合がございます。ご注意ください。
・鍋の中に料理を保存しないでください。
・スチールたわし、磨き粉などは使用しないでください。
・焦げ付きを落とす際、金属製の硬いものを使用しないでください。
・燻製以外の用途に使用しないでください。
・急激な衝撃を与えたり、空焚きをした場合に水等をかけて急冷しないでください。
・ストーブの上で使用しないでください。
【詳細】
フタ:天然木桜・ガラス塗装仕上げ
燻製器本体:ステンレス鍋(18-0)表面加工:耐熱シリコン塗装 底の厚さ:1.5㎜
ステージ:ステンレス(18-8)
チップトレー:ステンレス鍋(18-0)表面加工:フッ素樹脂塗膜加工 底の厚さ:1.0㎜
【対応調理器具】
ガス、IHクッキングヒーター、ハロゲンヒーター、ラジエントヒーター、シーズヒーター