ベンチの名前は「なかよしベンチ」。
栗無垢材でおつくりしたちょっとかわった形のベンチをご紹介いたします。
「仲良しベンチ」誕生秘話。そもそものきっかけは、お客様からのアイデアです。
頑固おやじの人気のテーブル、栗無垢材のお月様のような形の丸テーブルにあわせるベンチを考えた時、まっすぐのベンチだと丸テーブルからはみ出してしまうから、こんな形が良いんじゃない?と、ささっと絵を描いてくれました。その絵をみた職人さんがそのお客様のために、その絵の通りつくってくれたのが、このベンチの始まりです。
(もうその絵はなくなってしまったのですが、こんな感じと、私が再現してみました。)

どうです?とても愛嬌のある形をしているでしょう!

一度聞いたら忘れられない、かわいい名前の由来はこの程よい距離感から。
丸テーブルに合わせてみると、下の写真のようにぴったりとカーブが重なります。
座ると少しだけ体が内側に向くようになっていて、何となく距離が近づくような、仲良しになれるような・・・・。
座った時の距離感が程よいと評判です。それがこの「なかよしベンチ」の名前の由来です。

座るところは職人さんがなぐりを入れてくれました。
お尻が当たると、ちょっとふんわりするように感じます。座ると木のぬくもりと優しさを感じることができます。

ちなみに栗の木ってちょっとあったかいってご存知ですか?
私も職人さんに聞いたのですが、栗の木は実は他の木に比べると、触るとちょっとだけ温かく感じるそうです。
(科学的根拠があるかどうかはわかりませんが・・・)実は木の中に空気をたくさん含んでいるのがその理由だそう。
確かに他の木と触り比べてみると、確かにあったかい感じがします。
その話をしてくださった職人さんは、栗の木が本当に大好きだと話してくれました。
そんなほんのりあたたかい栗の木に、この彫り込みがはいることで、温かさと優しさがさらにUP。
たかがベンチとあなどるなかれ、とても心地よく感じることができるのです。

手のかかるつくりだからこそ、安心して長くお使いいただくことができるのです。
座面の裏側にはしっかり反り止めが入っています。この反り止めは、吸い付き蟻桟という、とても手の込んだつくり方で、
ネジ等を使用せず、裏側に溝を切って、反り止めをはめ込むことで、木の動きを優しくサポートしています。

ベンチの脚は、職人さん渾身の8角形。
大きなメーカーさんなら、機械を使って丸く削ることもできますが、この職人さんはそんな便利な大きな機械はありません。
そこで、この八角形。丸い脚はにはできなくても、丸い形に出来る限り合わせてつくってくれました。うれしいですね。

「なかよしベンチ」と「丸テーブル」で、心の角もすっかり丸く整って、みんな仲良し、毎日がきっと楽しく過ごせると思います!
【栗の木の特徴について、ご購入前に必ずお読みください。】
このにベンチに使用している栗の木は、国内(主に東北地方)ですくすくと育った、日本の栗の木です。
とても貴重な材料なので、大切に使っています。
天然木の特徴として、使用する材料によって、木目や色味がひとつひとつ違ってきます。
中には、節がたくさん混じっていたり、少し色味が黄色くなっているところがあったりと
様々です。
節のある所や黄色くなっているところは取り除いて捨ててしまう・・・という方法もありますが
大切な材料なので、そんなことはできません・・・。
節のある場所や、色味の違う場所も、捨てることなく大切に使用しています。
もちろん節は段差になったり、けばだったりして、手や洋服にひっかかってしまわないように
研磨して滑らかに仕上げています。安心してお使いいただくことができるよう、しっかりと工夫しています。
節や色味の違いなどは木の人生の「あかし」のようなもの。
誠に勝手なお願いではありますが、どうぞその木の唯一無二の個性として、
愛してほしいと思います。
以下の写真は節や色味の違い等の一例です。
どうぞご参考になさってください。
そしてこの愛すべき栗の木の家具をみなさんどうぞよろしくお願いいたします。




