ベンチの名前は「なかよしベンチ」。栗無垢材でおつくりした特別な形のベンチです。
そもそものきっかけは、お客様からのアイデアです。頑固おやじの人気のテーブル、栗無垢材のお月様のような形の丸テーブルにあわせるベンチを考えた時、まっすぐのベンチだと丸テーブルからはみ出してしまうから、こんな形が良いんじゃないか?と、ささっと絵を描いてくれました。もうその絵はなくなってしまったのですが、こんな感じと、私が再現してみました。
その絵をもとに、職人さんに相談して、出来上がったベンチがこちらです。
丸テーブルに合わせてみると、こんな感じにぴったりカーブが重なります。
座ると少しだけ体が内側に向くようになっていて、何となく距離が近づくような、仲良しになれるような・・・・。
それがこの「なかよしベンチ」の名前の由来です。
座るところは職人さんが彫り込みを入れてくれました。
栗の木は実は他の木に比べると、触るとちょっとだけ温かく感じます。空気をたくさん含んでいるのがその理由。そこに、この彫り込みがはいると、さらに心地良くなって、座り心地も格段にUPするんですよ。
座面の裏側にはしっかりソリ止めも入っています。つくりもとてもしっかりしているので、安心してお使い頂く事ができます。
ベンチの脚は、職人さん渾身の8角形。
大きなメーカーさんなら、機械を通して丸く削ることもできますが、この職人さんはそんな大きな機械はありません。そこで、この八角形。
丸い脚はできなくても、丸い形に出来る限り合わせてつくってくれました。
「なかよしベンチ」と「丸テーブル」で、心の角もすっかりとれて、みんな仲良し、毎日がきっと楽しく過ごせると思います!