栗無垢材でおつくりした、一年中活躍する「こたつ兼ローテーブル」をご紹介いたします。
「ローテーブルを探していたら、こたつとしても使える便利なテーブル見つけました」、もしくは「こたつを探していたら、冬以外もずーっと使えそうな素敵なローテーブルを見つけました」、など、入口はどちらからでもかまいません。このテーブルを見つけたあなたはとても幸運。冬はこたつとして、それ以外の季節はローテーブルとして、一年中活躍する、味わい深くてとても素敵な一品だからです。
さて、このローテーブル、なぜこたつ兼用にしたかというところからお話すると・・。
時代の変化とともに、住むお部屋や生活スタイルがかわろうと、冬はこたつでぬくぬくしたくなる・・・。これは不思議でもなんでもなく、誰しも思い当たる感情だと思います。
でもちょっと周りを見渡すと、こたつの天板は突板やプリント板で作られたものがほとんどで、少し味わいにかけるような気がします。それもそのはず、もともとこたつは冬の季節だけ使うもの。寒くなってきたらこたつを納屋や納戸から出してきて、いつも使っているテーブルと取り換える、あくまでもこたつは冬の間だけ使用する道具であるため、それほど見た目にこだわらない・・・それがこたつの「普通で当たり前のポジション」だったからなのです。
でもふと考えると、家具は洋服とは違い、かさばるし重たいし、季節ごとの衣替えは容易ではありませんでした。加えて昨今の住宅事情からも、季節ごとにテーブルを変えたり片付けたりする場所もなければ、取り換える時間もない・・・そんな人も多いのではないでしょうか?
そもそも、シーズン限定の家具なんで、なんとももったいないですよね。夏も冬も、春も秋も、一年中楽しめて、長く愛着をもって使い続けることができるもの、そんな暮らしに溶け込む家具こそが理想の家具ですし、それが現在の普通で当たり前、「スタンダード」だと思うのです。
オール栗の無垢材でおつくりした、こたつ兼用のローテーブルです。
先にも触れましたが、「こたつの天板=突板」が今までは当たり前でした。そのため、長く使うと劣化してしまい、買い替えのタイミングも早まってしまうというもの・・・。
頑固おやじはかねてから、経年変化を楽しみながら、できる限り長く愛着を持って楽しんでいただきたいという思いから、「テーブル=無垢材」をおすすめしております。ですので当然このこたつ兼用のローテーブルは、天板も、脚も、すべてが国産の栗無垢材でおつくりしています。
りぼんのような形の「ちぎり」がアクセント。
無垢材のリスクをクリアするため、できるだけのことをしています。
こたつは熱を持つので、無垢にした場合は反りや割れが発生するリスクが増えます。そこでこの天板には金属の反り止めを施し、リスクを軽減するようにしています。
本体裏側にヒーターがついています。本体側もすべて栗の無垢材です。(ヒーターは取り外し可能です。)
コードをひっかけるためのフックもついています。
天板は本体とねじなどで固定せず、本体に天板をのせて使用するつくりとなっています。
天板が無垢材でできているため、ある程度重いので、するする動くことはないですが、動いたり滑り落ちたりしないように、4隅に滑り止めのゴムを貼っています。
ちなみに、ヒーターユニットは、幕板内に収まっているため、外側からはほとんど見えません。
脚は継脚仕様となっています。
ソファーテーブルとして配置してもぴったりです。
写真は継脚を外した状態です。
栗材以外でも、「山桜」「カバ材」などでおつくりすることができます。色見や木目など、ご希望の素材があればご相談ください。
サイズオーダーも可能です。こちらもお気軽にご相談ください。
無垢材のメンテナンス方法についてはこちらをご確認ください・・・★