ここで紹介するテーブルは、実は一度惜しまれつつも廃盤になったテーブルです。
頑固おやじの中でも1位や2位を争う人気のテーブルだったのですが、数年前に作り手さんが亡くなり、もうつくれないものとなっておりました。
ごく最近、その職人さんの弟さんがつくってくださることになり、晴れて復活したというわけです。
天板は、30mmほどの厚みの栗の板、両端は、木の自然な形を活かした耳付きのデザインです。
当たり前ですが、一枚一枚木目も違いますし、両端の形も同じものはありません。
それだけでもうれしいのですが、このテーブルのポイントをもうひとつあげるとするとなんといっても脚のデザイン。
Yの形にも見えるこのテーブルの脚が、「いい味」をプラスしています。
「味」について細かく説明することは、とても難しく、言葉で説明するよりも見て頂いたほうが早いような気もします。
どうぞじっくりご覧ください。
久しぶりに復活した頑固おやじの栗のテーブルです。
天板の厚みは30mmほど、大満足の仕上がりです。
天板の両端は、木の自然な形を活かした耳付きのデザインです。
同じ形の板はないので、一枚一枚形が少しずつ違ってきます。果たして自分のテーブルはどんなふうにできあがるのか?
できあがるのが楽しみで、その待ってる時間もわくわくします。
栗の木の木目はとてもチャーミング。
くるくると渦を巻いたり、タケノコのようにもくもくしたり。
見ていて飽きないですし、どんどん愛着がわいてきます。
Yの字にのような形の脚は、このテーブルのチャームポイント。
同じ大きさの横向きの板を、3枚縦にならべているところ、なんとも素敵だと思うのです。
まさにこのテーブルの「味」だと思います。
真ん中のくさびはウォールナット材を使用して、ぴりっとアクセントをつけています。
これも「味」ですよね。
自然な無垢の栗の板を使用しておつくりしておりますので、テーブルにはしっかりと反り止めを施しています。
吸いつき蟻桟という方法で、裏側にほった溝に反り止めになる部材を端から差し込む手法です。
木に余計な不可をかけけることないこの昔ながらの方法を採用しているテーブルはいまでは数少ないかもしれません。
さて、頑固おやじには自分用にも、贈物にも人気の栗のコースターやお盆があるのはご存じでしたか?
大きな家具を作るときの材料のあまり等をつかってつくているエコな小物たちなのですが
同じ職人さんがつくっているとだけあって、そのコースターやなべしきがこのテーブルにとっても会う!
栗の木がお好きでしたらぜひ一緒にいかがでしょう?
余すことなく栗の木をお楽しみいただけると思います。
サイズオーダーも可能です。掲載サイズ以外の大きさをご希望の場合は事前に頑固おやじにお問あわせください。
【栗の木の特徴について、ご購入前に必ずお読みください。】
このテーブルに使用している栗の木は、国内(主に東北地方)ですくすくと育った、日本の栗の木です。
とても貴重な材料なので、大切に使っています。
天然木の特徴として、使用する材料によって、木目や色味がひとつひとつ違ってきます。
中には、節がたくさん混じっていたり、少し色味が黄色くなっているところがあったりと
様々です。
節のある所や黄色くなっているところは取り除いて捨ててしまう・・・という方法もありますが
大切な材料なので、そんなことはできません・・・。
節のある場所や、色味の違う場所も、捨てることなく大切に使用しています。
もちろん節は段差になったり、けばだったりして、手や洋服にひっかかってしまわないように
研磨して滑らかに仕上げています。安心してお使いいただくことができるよう、しっかりと工夫しています。
節や色味の違いなどは木の人生の「あかし」のようなもの。
誠に勝手なお願いではありますが、どうぞその木の唯一無二の個性として、
愛してほしいと思います。
以下の写真は節や色味の違い等の一例です。
どうぞご参考になさってください。
そしてこの愛すべき栗の木の椅子をみなさんどうぞよろしくお願いいたします。