水戸市 F様邸 お部屋に合わせた食器棚

2020.10.13

とても長めの良いマンションにお住まいのF様に、ちょっと細長い食器棚のオーダー頂き、

お部屋にお届けさせて頂きました。オーク材をメインに使用し、アクセントにウォールナット材を施しています。


もともとはご結婚の際にご購入された食器棚が同じ場所にありました。その食器棚がこちらです。

まだ十分キレイで、使うこともできるのですが、実は一つ気になっていたことがありました。

F様のお部屋、以前頑固おやじでソファーやテーブル、収納棚をお求め頂いたのですが、どれもウォールナットやオーク材、タモ材・・・とすべて無垢材でおつくりさせて頂いたものだったのです。そんな中、この食器棚だけが、どうしても空間になじまず、気になっていたようで・・・。

今回意を決して、新しくおつくりさせていただくこととなったのです!


マンションにお住まいの方共通の悩みかとは思うのですが・・・。

部屋が少し入り組んでいて、ぴったりのものを見つけにくい経験をされたことはないでしょうか?

今回設置する場所も、コンセントや壁の凹凸等があったため、すこし工夫をしておつくりさせて頂きました。

上の写真を見て下さい。

食器棚の奥行きが2段階にわかれています。

天井近くの壁の奥行きが7セントほど浅くなっています。同じ奥行きですと、背中側がすっぽり空いてしまいます。

そこで、凹凸にあわせて奥行きを変え、すっきり納まるようにしているのです。

もちろん天井と食器棚の間にはフィラーを取り付け、隙間が空かないようにしています。

転倒防止もかねていて、一石二鳥なのです。

左壁にあったコンセントは、家具の中にコンセント用の開口部をあけ、台輪から引き込めるようにしてあります。

また、巾木の高さにあわせて台輪の高さを調整し、隙間が空かないように工夫しています。

壁によりそうようにおつくりさせて頂いてはおりますが、引出しはちゃんと開閉できますのでご安心を。

抽斗のウォールナット材の木目がシックで素敵ですね。


今回なぜ、オークとウォールナットの2種類の木材を使用することになったのか・・・。

実はF様、以前に買っていただいたダイニングセットや収納棚が2色使いだったため、今回もそのイメージでおつくりさせて頂いたのです。

ちなみに、下の写真が以前おつくりさせて頂いた収納棚です。


このイメージに合うように、今回も2色使いでまとめてみました。

ちなみに以前と同じ職人がおつくりさせて頂きました。

「ただいま」とお部屋に入ってくると、真っ先にこの食器棚が目に飛び込んできます。

今回は、食器棚の脇にインダストリアルなイメージの照明をプラスしました。

普段メインの照明は落として、間接照明中心の暮らしをされているF様。

以前使っていた関節照明は、少し背が低かったため、十分な明かりがとれませんでした。

今回の照明は、背も高く、しっかりと、目線を照らしてくれそうです。

食器棚と一緒にご納品させていただいたのですが、これが本当にお部屋に良く会いました(^^)


 

F様この度は、ありがとうございました!