「頑固おやじプロデュース 家具から始める家づくり」というプロジェクトが存在することをみなさんご存じでしたでしょうか?
数年前に頑固おやじの家具が合う家に住みたい!というお客様の声から始まったこのプロジェクト。
この度久々に復活し、晴れて2026年2月にお家が完成いたしましたので、こちらのページにてご紹介させていただきます!
担当は私つくば店スタッフの船橋です。
今回の施主様は、頑固おやじがお世話になっている、とある企業にお勤めのお客さま。
数年前、担当営業マンとして、すっかりお世話になっていた方です。
ご結婚された時も頑固おやじの栗の小物を引き出物にしてくださったり、家具をちょこちょこ買ってくださったりと、社長とも仲良しのとてもなじみのあるお客様でした。
転勤の多いご職業のため、担当がはなれてしまい、ご出世され・・・、本当にしばらくぶりにつくば店にご来店いただき、お家づくりの話となったのです。
施主様、いつか家を建てるなら頑固おやじプロデュースで・・と強く思ってくださっていたとのこと。
誠にありがたい(笑)。
さて、頑固おやじプロデュースといっても、頑固おやじのスタッフがお家を設計するわけではございません。
そこは、「設計コンペ」というものを行い、信頼できる設計士さんをマッチングさせていただくわけです。
そして今回の設計士さんが
「石井邦明デザインスタジオ 一級建築士事務所」代表の石井先生。
はい、とってもおしゃれな先生です。
頑固おやじの家具といえば、無垢材のこてこての家具・・というイメージの方も多いかもしれません。
果たして先生の設計するおしゃれな家が、頑固おやじの家具とどのように融合していくのか・・・。
打ち合わせ当初から楽しみでなりませんでした。
ちなみにお家をつくるにあたり、施主様からの条件がいくつかある中、
最も大切な条件が「頑固おやじの家具の象徴でもある、栗の木のキッチンを導入すること」でした。
当時の写真がこちらです。
そして今回のお家に納品させていただいたキッチンがこちらです。
栗の木のペニンシュラ型のキッチンです。
施主様のご要望で、食洗機やオーブン等は取り付けず、引出なども極力なくし、シンプルなデザインにしています。
ワークトップはお手入れしやすいステンレスにておつくりしました。
今回のポイントのひとつ、上の写真のように、面材の一部をステンレスにアレンジしました。
実は以前もお客様のご要望で、面材の一部をステンレスにアレンジしたことがあり
奥様がその施工事例をみてくださっており、今回のアレンジが採用となりました。
引き出しや扉等も一切なし。キッチン側は一部を除いてほぼすべてがOPEN。
コンロの下はステンレスのポール仕様にし、スライドできるようにしています。
この仕様は他のお客様から製作を依頼されることも多い人気の仕様。
結局シンプルなものが一番使いやすいということなのかな・・?と思います。
もちろん全部隠して収納したい方には、扉や引き出しをつけておつくりしていますよ。
リビング側は栗の引戸に。
引戸の框部分の内側に耳付きの板をあしらい、頑固おやじならではの一工夫あるデザインに。
キッチンの施工の日は、他の業者さんもいらっしゃったのですが、無垢材のキッチン&この引き戸のデザインがめずらしいのか、とても好評でした!
もちろん施主様にも好評です!
キッチンの背面の収納も、今回はフルオープンのカウンタータイプのデザインで、見ての通りのとてもすっきり潔い形となりました。
棚板も含めてすべて栗の無垢材でおつくりしており、シンプルながらも素材感がひしひしと伝わる、味のある仕上がりになりました。
棚間の内寸は希望のケース(無印良品のケース)が入るように、計算しておつくりしています。
カウンターの上に取り付けた飾り棚は、板の端っこの自然な形を生かした耳付きのデザインです。
奥行は浅めですが、なんと一枚板の贅沢仕様。
更に今回は市販のブラケットは使用せず、職人さん手づくりの栗の無垢材のブラケットを合わせました。
壁にねじで固定しているのですが、ネジの頭がかくれるように、取付の際、弊社スタッフ海老澤がすべて木栓でフタをしています。
ちなみに隣の壁に取り付けた切り株の時計は、昔頑固おやじてお求めいただいたもの。
徳島のテーブル工房KIKIさんの切り株時計。
新築の壁にとりつけるのはドキドキしましたが、すごく合ってます!かわいいです!
さあ、まだまだ行きますよ!
LDKの象徴はキッチンだけではありません!
施主様のもう一つの必須アイテム、それがこの栗のソファーです。
このソファー、頑固おやじを代表する職人さん、「勝見武さん」がつくっていたソファーと同じ形のソファーです。
施主様、何年も前からこのソファーを気に入っていただいておりました。
そしていつか家を建てたら絶対このソファーを置こうと思ってくださっていたと・・。
残念ながら少し前に勝見さんは引退してしまったけれど、
今回はそのすべてを引き継いだお弟子さん「伊東さん」に作っていただきました。
負けず劣らず、かっこいい仕上がりです。
背もたれもひじ掛けもすべて厚めの栗の一枚板。使えば使うほど味わいが増していく、唯一無二のソファーです。
キッチンも栗、ソファーも栗となれば当然ダイニングも栗(笑)。
今回お選びいただいたのは、遊木舎西尾さんの栗のダイニング。
これがまた合うんです。
西尾さんの家具のデザインは、素朴ながらもどこか洒落てる、これは言葉で説明するのがちょっと難しいんです。
今回はもうぴったりでした!
としか言いようがなく、本当に素敵な空間になりました。
写真では少しわかりにくいのですが、壁の色や床、天井の色がとてもいい。
壁は少しグレーが入ったシックな色、白やアイボリーじゃないとこころが絶妙。
そして床!斜め貼りした床板が、素敵なモザイクのようなデザインに。
天井は木の色の濃淡でストライプのようになっており、これら3つの要素と頑固おやじの栗の色が本当に合うのです。
ちなみにその壁にもテーブル工房KIKIさんの掛け時計を・・・。
先ほどは切り株でしたがこちらは振り子タイプを・・。
取り付けたその様子が、あまりにもかわいすぎるので、思わず歓声があがったほど。
光に包まれたLDK、本当に素敵な空間になりました。設計の石井先生のセンスに脱帽です(笑)。
壁にシンデレラフィットしているサイドテーブル、こちらも遊木舎西尾さんのもの。
おにぎりの形とも、栗の実の形ともいえるこのキュートなサイドテーブル。
本来はソファーの前に置く予定だったのですが、ここにフィットしたので定位置がここに決まりました。
HPでも紹介しているサイドテーブルはこちらからどうぞ・・・★
そしてグレーのタイルをあしらった壁の前には、以前購入いただいたTVボードを。
オーク材のコンパクトなTVボード。とてもいい色になっていますね。
今回納品させていただいた新しい家具も、こんな風に経年変化してくはず。
年月を経てどんどんかっこよくなると思います。
次は下駄箱をご紹介いたします。
施主様は靴道楽・・・。
非常にたくさんの靴をお持ちなので、玄関のホールの先に、たくさん収納できるシューズインクローゼットを1箇所設けてはあるのですが
玄関のアクセントになるようにと、栗の下駄箱をひとつおつくりさせていただきました。
横幅は1200に満たないくらいの下駄箱です。
それほど大きくはありません。
でも玄関にひとつ温かみのある木の家具があるっていいですよね。
程よいアクセントになりました。
この下駄箱は開き扉のデザインですが、キッチンと同じ框の内側に無垢の耳付きの板をあしらったデザインにしています。
下駄箱を横目にリビングに入ると、同じようなデザインの大きな家具がどーん・・・。
この演出、なかなか素敵ですよね。
ちなみに2階は寝室、子ども部屋、書斎、ウォークインクローゼット等で構成されています。
寝室と子ども部屋には桧のベッドを。
すのこの下に炭が入っているこのベッド。
ヒノキの力と炭の力で湿気やにおいをきれいに浄化してくれる、とても優れもののベッドです。
私船橋も、この炭入りベッドを愛用しております。
ウォークインクローゼットの中には、頑固おやじで買ってくださった箪笥が3つおさまっています。
奥にあるのは数年前に買っていただいた栗の木のタンス。あとの二つは今回追加でお求めいただいた整理ダンスです。
施主様、お洋服もたくさん買うのが趣味とのこと・・。
お引越し前ではありますが、既にたくさんのお洋服で片側がいっぱいになっておりました。
色違いを買ってしまう気持ちは私にもわかります・・・。
以上で今回のご部屋のご紹介は終わりです。
今回思ったこと。「さじ加減が絶妙」ということです。
施主様の希望がとても明確であったこと、その希望を空間に落とし込み、
かっこよく表現してくださった石井先生のデザインの力、
その中に溶け込んだ頑固おやじの栗の家具はいつもよりちょっとカッコよく見えました。
さて、ここからが頑固おやじの腕の見せ所。
年月を経て、かっこよく変化していく頑固おやじの無垢の家具はここからが本番です。
色が濃くなり、ツヤがでて、どんどん愛着が増していき唯一無二の存在へと変貌を遂げていく・・・。
そんなとっても素敵な家具なのです。
どうぞこれからの施主様の暮らしが、おだやかで、そして優しく豊かなものであり続けますことを
頑固おやじの家具とともに願っております。
この度は本当にありがとうございます。
SPECIAL THANKS
S様ご家族様
石井邦明デザインスタジオ 代表石井先生
施工を担当してくださった株式会社クラフト様
&長らくお読みいただきましてありがとございます。



























