土浦市のT様のご新築先に、楠のオーダーキッチンを納品させて頂きました!
T様は、㈱藏持さんでご新築されました。弊社は以前にも㈱藏持さんのお家にキッチンをご納品させて頂いたことがあります。その時は栗の木のキッチンでした。今回は、楠です。以前より頑固おやじは楠の家具を皆様におすすめしてきました。とても良い香りのする木材です。T様、ご来店の際、この楠をとても気に入ってくださり、今回は楠でおつくりすることとなりました。
本体部分に使用しているのは南九州産の楠です。宮崎の会社でつくっていただきました。頑固おやじの学習机やとても良い香りのするベッドフレームやたんすなどをつくっている会社です。
楠のキッチンにあわせた今回のTOPはステンレス(ヘアライン仕上げ)。
全体の厚みを25㎜に抑え、スタイリッシュ感を出しました。出来立てほやほやのステンレスのTOPは本当にかっこいいですね(^^)
もちろん、これから毎日お使い頂く事で、次第にキズも付いていくかと思いますが、それはそれで、味が出て、かっこよくなっていくと個人的には思っています。
キッチン本体部分は、シンク下のOPEN部分を除くと、基本的には引出しで構成されています。
もちろん食洗機もセットされていますが、扉材を同じ楠に変更することで、上の写真のように統一感がでます。今回の食洗機はドア材の仕様ではなく、パネル材を差し込む仕様でした。
シンク下はゴミ箱等を置くために引出し等はつけずにOPENにしてあります。ただ、配管等が見えてごちゃごちゃしないように配管等を隠すためのカバーをつけてあります。マグネットで固定しているので、いつでも取り外し可能です。
シンクは機能面を優先して、横幅80センチくらいのものをお選び頂きました。TOPと一体型なのでお掃除も楽でいいですね。
キッチンの裏側は、収納になっています。奥ゆきはそれほど深くはありませんが、横幅がたっぷりありますので、食器棚としても十分活用できますし、ダイニングやリビング周りの生活雑貨もたっぷり収納することができます。
ちなみに今回はキッチンと、背面の収納部分をセットでおつくりさせて頂きました。
お引渡しまえなので、カウンター部分に段ボールがのっかちゃってますが、いずれは家電等を置く予定です。
壁にぴったりつけたトールタイプの収納は天井いっぱいまでおつくりしておりますので収納力もばっちりです。
実は今回楠のキッチンをおつくりするにあたって、少し心配なことがありました。
それは楠の香りです・・・。
楠は樟脳の原料にもなるくらい、とても香りの強い木です。食べ物を扱うキッチンという場所でそれが適切なのかどうなのか・・・。香りが移ってしまったりしないのか・・・。そんな心配がわきおこりました。職人さんに相談して、今回キッチン部分はウレタン仕上げでおつくりすることにしました。引出しの中は、ヘティヒという海外のキッチンレールを使用しているため、キッチンの中に楠の香りがこもるようなことはありませんでした。ひとまず安心です。
楠の香りは防虫効果もあるので、ゴキ〇リが心配なキッチン周りにはおすすめだとは思うのですが、今回は少しナーバスになってしましました。結果まったく問題ありませんでした。ほっ。
もうすぐお兄ちゃんになるんだよね(^^)また頑固おやじに遊びに来てね!
T様この度はありがとうございました!!!